KIKKA WORKS

DIARY

テーブル天板の打合せ

少し前のゴールデンウィークの話ですが、(だいぶ前か、、、)新居を建設中の友人夫婦がテーブルの打合せに訪問してくれました。
オークの一枚板のような、というイメージの依頼だったのですが、ご提案したのはクリやケヤキなど。

工場から徒歩数十秒のところにある松井材木店さん。いつもお世話になっています。

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こどもが2人づつで4人!なかなか落ち着いて打合せできません。。。

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工場に戻って休憩。
子供達だけでなんだか楽しそうにお茶していました。笑

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こちらのちょっとワイルドすぎるケヤキや、他にもいろいろ見てもらいましたが、クリの二枚剥ぎになりそうです。

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板から選びに来てもらい、どんな形状にするか、脚のデザインなど、ものづくりの最初から最後まで楽しんでもらえるのがオーダーメイドの家具の最大の魅力ではないかと思っています。
簡単に選んで買うのが当たり前ですが、時間をかけて労力を惜しまずものづくりを楽しみたい!という方は是非個人工房までご連絡ください〜

SGデスクの製作

今回で3回目となるSGデスクの製作。
このデスクはここ一年で一番気に入っているシリーズ。

円弧型の貫材がデザイン的にも構造的にも特徴となっている、とてもシンプルな家具です。
円弧の曲げ加工が大変ですし、貫と脚の接合部の難易度が高く、デザイン・構造・製作の三拍子揃ってキモとなる部分。
でもここ以外はとてもオーソドックスでスムーズに製作できるので、色々と納得しながら取組める家具です。

積層曲げ

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脚と貫の仕口

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ここまできたら成形

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組立てて、目違払いと研磨

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台数は2台。
ご姉弟の勉強机なんです。
並べて配置するわけではないのですが、天板は同じ板で繋がった木取りに。

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見せ場となる部分に手間をかける
当たり前のようで実際に作業に直面していると、なかなか納得できるバランスで仕事を進められることってそうそうありません。
でも自分でデザインしているからこそ、自分で作るからこそ、そこもしっかりと納得できるバランスを追求したいと思っています。
そうでないと作ることもデザインすることも「続ける」ことがとっても難しいように感じます。

折り畳みの展示台

折り畳みの展示台を製作しました。
簡単に畳めてさっと広げられる、それでいてちょっと個性的なもの、を目指してデザインしました。

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構造は単純ですが、連続する美しさがありますね。
脚は軽くするために、極力細く、針葉樹で製作しました。
少し不安でしたが、これだけ連続的に支持材が配置されるのと、三角形を形成することなどからか、天板と組合わせるととても強度のある構造になりました。
今回天板はシナの積層合板をメインに使ったのですが、軽さを目指すならここはフラッシュを活用すべきです。

試作のような仕上がりではありますが、サイズの自由度や、いくつか並んだ時の美しさなど、今後の展開が楽しみな製品になりました。

折り畳みの過程の動画を撮ったのですが、なかなかアップできる仕上がりでなく。。。
ご興味のある方には、詳しい資料や価格をお伝えしますので、問合せフォームより連絡下さい〜

子供たちと

珍しく子供たちとの写真を。
親バカのようになってしまってきりがないので控えているのですが、キツミベビーチェアやキッズチェアなど日常で使っている写真もありますので、せっかくなので載せてみました。

こちらはもうすぐ3才になる長女。
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気分のいい時だけお姉さんぶるお年頃。

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このキツミベビーチェアはウォルナットベース。脱着可能なオプションテーブルをつけて使っています。

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男の子は特によく動く。。。
以前キツミベビーチェアを買ってくれたお客様が、落ち着いてご飯を食べなくて困っている、ということだったので追加で設計製作したオプションテーブル。
なるほど、これはテーブル無いと困りますね。。。と我が身になって初めて実感。

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そして毎回の汚れ方が半端ないです。。。
掃除の苦手(きらい?)な我々夫婦も、さすがに毎回ふきふき。(いつまで続くのかと思いながら、、、)
それを見た子供たちも真似っこ。
まー余計に時間がかかるのですが(笑)

思えばまだ子供のいなかった、キッカワークス開設初期にデザインしたのがこの「キツミベビーチェア」
2人分使うとやっと使い手として客観的にこの椅子を見られるようになりましたが、他の家具に比べてこの椅子だけはなんか更新したいと思うところがありません。

そして食後はソファがアスレチック。
特別なことはほとんどできていませんが、家具工房の子供としてそれなりに楽しく成長してるかな、と思う日々です。

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たまに工房に来ると、やること見せるものなんでも「カッコイイ!」と全肯定してくれる娘。
真に受けて嬉しくなってしまう職人でした。。。

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カフェ「CONVIER」ジワジワ更新

相変わらずのペースですが、一社のカフェコンヴィエさん、少しづつ少しづつ更新しております。
最近は、椅子を全てキッカワークスの商品に入れ替えたことと、テーブルの天板も既存のメラミンから無垢材に交換、そして外装の木製化粧壁を取付けました。
まだ未完成ではありますが、やっと全体的に統一感のあるお店になってきました。

そして今回こだわったのはテーブルの天板の仕上げ。
造作と合わせてヒノキでつくっているのですが、それを濃い茶色に着色しました。

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キッカワークスではアクセントで使用しているカラフルなカラー着色以外は、無垢材そのものの風合いを活かした仕上げを基本としてるのですが、今回はどうしても少し落ち着いたトーンで仕上げたかった。
でも普通に着色するのも面白くないし、ということで以前から気になっていた天然の色素を活用した染色方法を試してみることにしました。

ここで何を使ったかというと、カフェということでコーヒー豆!
お店で使用したエスプレッソの粉を活用した染色を模索しました。

しかし普通にコーヒーの色素を塗布するだけでは、なかなか思うように濃くならず、また、色も定着しません。
そこでコーヒーの粉をさらに煮出してみたり、豆の粉ごと擦りつけたり、鉄やミョウバンなどの媒染液を加えてみたり。
悪戦苦闘の上、ようやく満足のいく濃さと色味の着色ができ、深みのある色味と風合いのあるこの店ならではの天板ができました。

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今回テーブルの天板8枚仕上げるのに仕様した粉なの量は、エスプレッソ約50杯分!お店でなければ集めるのはなかなか大変な量です。
また、業務用のミルで挽いた極細挽きの粉は染料としても適したものでした。

天然材料を使った染色はまだまだ模索段階ではありますが、今回とても満足のいく仕上がりとなりました。

今回のようにコンセプトに合った着色なら、今後も色々と実践していきたいです。

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