6月のはじめに東京まで造作を取付に行ってきました。
チェリーの存在感を活かしたシンプルなデザイン。
製作自体もタイトで大変でしたが、現場仕事となる造作は取り付けるまで心配で。。。
単品家具なら設計図通りに、垂直水平に、きっちりやればそれに応じた精度の製品が作れますが、
現場には厳密には直線・直角なんて無いんですね〜
そんな微妙な面に合わせて納めるのは、また全然違った難しさがあります。
工房の機械の整った状況で加工することもできませんし、ましてや切り過ぎたらお終い。。。
と、緊張して臨んだ現場でしたが、色々と準備もしていったのでなんとかきっちりぴったし納まりました。
セッティングして実測して、いよいよカット!
奇跡!といっては職人として大げさですが、建築に合わせて台形のような形に微妙に角度をつけてカット。
この緊張感と達成感は現場でしか味わえませんね。
引き出しも開き戸もきっちり納まりました。
そしてこちらは玄関に置かれた小さな洗面台&ベンチ。
現場取付でしかも東京で、とちょっと大変な仕事でしたが、現場のスケジュールに合わせて無事納品できて一安心。
残りの造作と家具は次弾となるので、また次に向けて製作です。
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