加工中の部材
各段階で材料の寸法や接合部のディテールが同時進行していきます。
完成すれば見えなくなってしまうところですが、
複雑なカタチが積み重なった状態はなんだかキレイです。
イメージに近い仕上がりになる塗料を常々探しているのですが、
よさげなカラーオイルを見つけたので、
さっそくサンプルを取り寄せ、試し塗り!!
色味と雰囲気は期待通りの仕上がりでしたが、
樹種と色によっては塗りムラが目立ってしまいました。
生地の仕上げ方と塗り方の工夫で、少しは改善するかな。
もうしばらく検討が必要なようです。
漆は天然素材で毒性が無く、耐水性・防腐性に優れるため
お箸やお椀などの仕上げによく使われています。
キッカワークスでは無垢の木に色漆をアクセントとして採用した小物類を展開しています。
漆仕上げとすると、汚れにくく、手に馴染みやすいしっとりとした手触りとなるので、
まな板やトレイの取手部分を色漆塗りとしています。
生の漆は触れるとかぶれやすいので取り扱いには非常に気をつかいます。
漆は魅力的だけど、それだけが欠点、、、。
まな板の取手。
植物ポット用の木っ端にも。
スタンバイOKのうちわサボテン。
木工にホコリはつきものです。
作業中ひどいときはマスクをします。
毎日の作業終わりに掃除をするのですが、毎日たっぷりたまります。
自分で発生させているので我々はいいのですが、
この工房は実家の花屋の作業場でもあり、
そちらにホコリがフワフワと舞っていき大変迷惑をかけてきました。
前から何か対策をしないとと思ってたのですが、
やっと一段階セットできました。
この向こう側が花屋のゾーン
まだ隙間もあり完全ではありませんが、大分よくなるのではとおもってます。
これまで道路までオープンだったので、ちょっと圧迫感を感じますが
落ち着いて作業ができそうです。
木工には木屑はつきものです。
加工の量が多いと集塵器はすぐにパンパンに…
ほぼ無垢材のみの屑なので捨てるのも勿体ない気がしてしまいますが、
この狭い工房ではすぐにこんなことになってしまいます!
それに、産廃なので少なくないお金がかかり、
なんかよい処分方法はないものかなーといつも思ってました。
それがついに解決!
お世話になっている機械屋さんが、木屑を機械の掃除などに利用してて、
足りなくて困ってるとのこと。
お互いにメリットになるなんて、こんな嬉しいことはありません。
当分ゴミの心配をしなくていいと思うと、なんだか身軽になったような気持ちよさです。
バンバン加工しよう!!
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