KIKKA WORKS

DIARY

キッカワークスの施工例めぐり

先日京都からわざわざお越し頂いたお客様。
もともと嫁さんの友人というつながりのご夫婦なんですが、今年念願のカフェオープンを目指してインテリアのご相談を頂いています。

実はすでにカフェを自営されているんですが、(説明が大変なので簡単にいうと)もっと自分たちにあった内容のカフェを新規で初めたいということなんです。

大阪時代から知っているご夫婦ですし、個人で夫婦でオリジナルなことを仕事にしたいという思いなど、共感する部分も多くとても楽しみなプロジェクトになりそうなんですが、
さらにさらに我々にとってテンションが上がってしまうのは、場所が京都の修学院!音羽川沿いというとても懐かしいところなんです。
大学時代を一乗寺で過ごした僕たちにとっては、本当に懐かしいピンポイントに学生時代すごした場所なんですね。

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そんな二人をキッカワークスでデザインから施工までしたお店、一社のコンヴィエさんと、蟹江のパン工房サクラさんにお連れしました。

実例を見てもらうことで、また小さな個人のお店での工夫した点や、具体的な仕上げ材などを見てもらい、色々とイメージを膨らませてもらえたんではないでしょうか。

インテリアからの事例はまだこの2件だけですが、やっぱり実際の空間を見てもらうことでとてもスムーズな打ち合わせができます。
今回を起点にスケジュールやデザインなど、どんどん具体的にしていければ!
大変楽しみなプロジェクトがスタートしました。

子供たちと

子供たちとの日常風景。
仕事も生活もドタバタですが、子供たちは楽しく元気に育っています。

うちでは椅子が子供の家?
またまた娘がせっせと椅子を集めてお家といって遊んでいます。
弟だってもう一人で登れます。
2人で仲良く遊んでくれるのはいいのですが、案の定、、、2人一緒に仲良く落ちて涙で終了。。。

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ケヤキの角材。
ごろっと端材を転がしておいたら、なんだかお気に入りの椅子になっています。
取り合ってケンカもしますが、こんな風に仲良く座ることも。
並んだお尻にこころがほっこり。

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久しぶりの「パン工房さくら」さん。
2人ともパンは大好物。
毎日でも行きたいのですが、やっぱり蟹江はちょっと遠くて。。。

待ちきれない2人は、お店の前で食べちゃいました。

そんな風景を見ていて、さくらさんを設計している時に、お店の前にベンチを置きたいなと話していたのを思い出しました。
改めて再提案しようかな〜

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今回は子供たちとの日常写真でした。
こんなアップもたまには息抜きにいいですね。

カフェ CONVIER さんでのワークショップ

去年の12月から、一社のカフェ「CONVIER」(コンヴィエ)さんにて木工ワークショップを定期的に開催させて頂いています。
毎月第3土曜の14時〜17時、子供も大人も楽しめる木工ワークショップだけでなく、オーダーメイド家具の相談会もしています。

コンヴィエさんはキッカワークスが内装から家具まで全て作らせて頂いたお店なので、家具の仕様やデザインなどの説明にもってこいの場所です。

コースター作りの様子。
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そして最近は新しいお客様との打合せにも積極的に利用しています。
使っている無垢材の家具を見てもらえるので、経年変化や樹種による風合いの違いなど、細かい点までお伝えすることができて助かっています。

美味しい料理とコーヒー、そしてスイーツたちのおかげもあって、とても有意義な打合せができています。

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家具やインテリアのご相談など、お気軽にお問合せ下さい〜

コートハンガー

カフェ コンヴィエさんで使ってもらうコートハンガーを製作しました。
もちろんお客様用に冬季に使用するということで、ノックダウン式にして使わない時期はコンパクトに収納できる仕様です。

バラすと4つのパーツに。

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組立て方法には工夫をこらして、簡単だけどしっかり固定できるよう、木材の張力を利用した納まりに。
上端が支点となって丸棒を挟み込み、下部の木枠がテンションをかけて抱え込むことで成立しています。

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寒くなりかけた11月。
納品すると、お客様たちが自然に活用し始めてくれました。

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コンパクトで収納性のあるコートハンガー。
幅の寸法もオーダーでお応えできます。
ご自宅用にも是非。

カフェ「CONVIER」ジワジワ更新

相変わらずのペースですが、一社のカフェコンヴィエさん、少しづつ少しづつ更新しております。
最近は、椅子を全てキッカワークスの商品に入れ替えたことと、テーブルの天板も既存のメラミンから無垢材に交換、そして外装の木製化粧壁を取付けました。
まだ未完成ではありますが、やっと全体的に統一感のあるお店になってきました。

そして今回こだわったのはテーブルの天板の仕上げ。
造作と合わせてヒノキでつくっているのですが、それを濃い茶色に着色しました。

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キッカワークスではアクセントで使用しているカラフルなカラー着色以外は、無垢材そのものの風合いを活かした仕上げを基本としてるのですが、今回はどうしても少し落ち着いたトーンで仕上げたかった。
でも普通に着色するのも面白くないし、ということで以前から気になっていた天然の色素を活用した染色方法を試してみることにしました。

ここで何を使ったかというと、カフェということでコーヒー豆!
お店で使用したエスプレッソの粉を活用した染色を模索しました。

しかし普通にコーヒーの色素を塗布するだけでは、なかなか思うように濃くならず、また、色も定着しません。
そこでコーヒーの粉をさらに煮出してみたり、豆の粉ごと擦りつけたり、鉄やミョウバンなどの媒染液を加えてみたり。
悪戦苦闘の上、ようやく満足のいく濃さと色味の着色ができ、深みのある色味と風合いのあるこの店ならではの天板ができました。

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今回テーブルの天板8枚仕上げるのに仕様した粉なの量は、エスプレッソ約50杯分!お店でなければ集めるのはなかなか大変な量です。
また、業務用のミルで挽いた極細挽きの粉は染料としても適したものでした。

天然材料を使った染色はまだまだ模索段階ではありますが、今回とても満足のいく仕上がりとなりました。

今回のようにコンセプトに合った着色なら、今後も色々と実践していきたいです。

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