とても大きなダイニングテーブル、1100×2400mmの天板サイズ、
そして一枚板、ではありませんが幅広の板2枚ハギで製作しています。
キッカワークスでは材料としても製作サイズとしても、これまでで一番のスケール。
いつもの幅ハギの天板製作とは、工程や使える機械などの方法が全く異なり、検討しながらの作業の連続です。
約600mmほど幅のあるとても立派で、木目の端正なブラックチェリーの板。
共木なのでブックマッチでハギ合わせます。
割れなどの欠点をうまく避けてトリミング。天板木端ともにきれいな面を確保できました。
剥ぎ口をカンナかけして、あとは板剥ぎです。
無垢材は木目や樹種によらず、天然の材料でかつ無垢であること、に最大の魅力を感じて製作しています。
高価な樹種でなくても、それにふさわしいデザインができれば素晴らしい家具になってくれます。
ですが、今回のように価値のある・高価な材料も、やっぱりいいものだな〜と改めて感じました。
幅が広く・厚みのある無垢材の、存在感や雰囲気はその量感がなければ表現できません。
でもその分、材料の存在感にふさわしいデザインも簡単ではありません。
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