新しいデザインの学習机セットを製作しています。
デスクと椅子とキャスター付きの引出し収納・本棚などがセットになっています。
今回ももちろん無垢材で製作、ブナとメープルをメインに製作しています。
こんな感じに板材がメインとなる箱モノ家具。
椅子やテーブルなどの脚モノと比べると、とっても材積が必要になります。
木取りも分決めも大量で、その結果発生する大量の木屑。。。
実際丸太から製材して、乾燥させた板から木取りをして、そこから数ミリ削って平面や厚みを出す木取りをして、、、と各段階でそれなりの量の無垢材が削られていきます。
丸太から考えると、半分も製品として活用できていないかもしれません。
そんな経緯を体感しながら製作を繰り返すと、やっぱり材料をできるだけ活用できるようにデザインから製作までを努めなければと痛感します。
サスティナブルで環境に配慮したあり方が求められる近年ですが、難しい事をさももっともらしくコンセプトにするものづくり(結局販売のためのコピー)には馴染めませんが、ものづくりに直面していると当たり前にモノを大切にする気持ちが芽生えます。
最近のコメント