毎年年末は実家の花屋のお手伝い。
工房も門松で埋まってきました。
数か並ぶと圧巻です。

いつもとは違う材料、作り方、大変さ、、、
来年に控えたお仕事や工房の整備をしたい気持ちを頭の墨に追いやりながら、
頭と体のリフレッシュ期間です。
ある意味贅沢な時間の使い方ですよね。
来年は逆に手を貸してもらいたい程忙しくなろう！

週末　年内最後の納品をしてきました。
朝から１件目、ワークデスク納品。
午後から２件目、ローダイニングセット納品。
夕方から３件目、現場打合せ。
盛りだくさんな一日でした。
疲れましたが、お客様には喜んで頂けたようで、ほっとしました。
でも１つ不甲斐ないことが、、、
一件目のワークデスクのキモとなる可動部が、運搬の影響か不具合が出てしまいました。
丁番の仕様の設定が甘かったのが原因です。
これまでも色々と可動のディテールを積極的に木製で製作していますが、
やはり課題が多く、現時点で試作の域を脱していないケースも少なくありません。
けれど、何度も製作を繰り返しながら
デザインと性能のバランスを追求していけるのが個人工房の良さだと考えてます。
（ご注文頂いたお客様には失礼な話かもしれませんが、、、）
もちろん今回の様に不具合があれば、自分で製作した家具は、
一生面倒を見させてもらいたいと考えています。
でもただ無知なだけで失敗していては信用を無くすだけなので、
挑戦する信念とものづくりにかける思いをしっかりお伝えした上で、
取り組んでいかなければと肝に命じた帰り道でした。

先週末は、懐かしの友人やお世話になってる方々と話をすることができ、色々と刺激を受けて帰ってきました。
いつもは工房にこもっているので、ちょっと疲れてしまい今週前半は放心状態でした…
でも、今年最後の納品がせまってるので、がんばって製作しております。

テーブルと二人掛けソファのセット。
一人掛けは試作しているので、製作はスムーズです。
張りも近々あがってくるので、なんとか完成できそうです。
あともう１つ！
ワークデスク。
これは我々の好きな可動の仕掛けがあります。
また納まりがしっかり決まってないので、図面にて検討中です。
明日から木取りしたいとこです。

背と座の角度、座の奥行きが変えられるリクライニングチェア。
クッションが張り地屋さんからあがってきたので、
ついに組立て！

想定以上に可動部がスムーズに動いたので、
フィッティングチェアーとしても使えそうです。

あとは可動部のブロックの色を決めるのみ！

クッションの色との相性がよかったので、
今回は水色のグラデーションにしました。
完成まで後少し！

リクライニングソファがやっとカタチになってきました。
後は研磨と塗装です。

木部の可動部は想定通り仮組できましたが、
クッションを取り付けてみないことには機能的な確認ができません。
今回は可動部が多く、部品を作って組み合わせる形なので、
完全にイメージして製作できてないところがあります。
なので、調整や修正が発生する不安もありますが、
全体像を見るのがすごく楽しみです。