KIKKA WORKS

DIARY

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
バタバタした年末、ゆっくりしたお正月もあっと言う間にすぎてしまいました。

キッカワークスは昨日の4日よりじわっとスタート。
ご近所の長谷川商店さんに外部用の造作を納めてきました。

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昨年は手応えのある仕事もいくつか頂け、家族も増えたこともあり、とても動きの激しい一年でした。
今年もありがたいことに、お待ち頂いている家具の製作で春頃までは忙しくなりそうです。

今年の目標は、、、
たくさんありますが昨年の反省を踏まえて、まずは活動し続けられる健康な身体と、そろそろ自分たちらしい仕事のリズムを見出していきたいです。

今年もよろしくお願いします。

アナログなコミュニケーション

少し前になるのですが、十日町から嬉しい贈り物が届きました。
十日町さんとは青木淳建築計画事務所さんが設計された「分じろう」に「SOUスタッキングチェア」を納品させて頂いたことでできた縁です。
グッドデザイン賞の受賞式でお会いした方から「お米をおくりますので!」と言って頂いていたのですが、まさか本当に送ってもらえるとは!

驚きと嬉しさで、さっそく頂いたのですが、その味にまた驚きました。
棚田米といって、棚田で丁寧に作られたお米なんですが、これまで食べたのはお米だったのか、、、と思うほどに深い味わいのあるお米でした。
やはり、どんなことでも一度は”本物”を体感しないといけないな、と痛感してしまいました。

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この喜びをなんとかお伝えしたいと思い、料理がお好きとお聞きしていたので、うちで作ったヒノキのまな板とお礼のお手紙を送りました。
そうしたら、また先方から喜びのお手紙を頂き、きれいなまな板すぎて包丁を当てられないので、料理を盛り付けるトレイにしています、と!

大げさですがこの一連のつながりにとっても感動してしまったのは、このやり取りが郵便で・お手紙でされたということも大きいなと感じています。
今はなんでも携帯電話やSNSなどの、タイムリーなリアクションが当たり前になっています。
タイムリーだからこそホットでスムーズなコミュニケーションが可能ではありますが、サラっとタイムリーにしたやり取りはあまり記憶に残ってないように思います。

直筆の文字、届くまでの時間、があるからこそ感じられるものがあるんだなと改めて気づかされました。

キツミ・ベビーチェアの製作

キツミ・キッズチェアに続き、今度はベビーチェアの製作です。(これもちょっと前のはなし)

とっても久しぶりの製作。
いろいろと更新したいこともあり、紙に書いた原寸図もちょっと頼りなくなってきていたので、まずはベニアに原寸図を書き直しました。

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椅子などの複雑な家具は、原寸図に直接当てながら墨を入れたり、加工を確認したりするので、この図面はとても重要です。

あとはとにかく加工するのみです。

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加工の感覚

最近少し加工に対する感覚が変わってきたかなと思います。
どう変わったか簡単に言いにくいのですが、SOUの量産を経験することで手際の感覚が少しわかったというか。。。

加工・製作については、手間をかけすぎても、合理性のみで判断しても、なかなかうまくいきません。
「適切さ」というのが大切だなと感じています。

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職人仕事のよいところは、蓄積が全て身になること。
やったらやっただけの経験となりますが、やる仕事を作っていくのが一番難しい!

作って、そして

日々の製作。
作るのが仕事です。
作らないことには始まりませんが、ただ作っているだけもいけません。

ものごとを推進して、かつ、着地させていくのが大事だなと感じます。

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もう10月も20日。
年末が見えてきました。
着地できてないことが多くてそわそわする毎日です。

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