KIKKA WORKS

DIARY

カフェの現場

4月から始まったカフェの現場、いろいろと問題ありましたがなんとか進んでいます。
既存をできるだけ活用する難しい改修ですが、不透明だった建築工事の目処がたってきました。

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造作工事も工房にて進んできています。
単品家具ではあまり扱わない、3m超えの材料がどんどん加工されていいきます。

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デザイン・設計も同時進行!
時間とお金とクオリティのバランスをとりながら、綱渡りのような工程が続きますが、
やはりインテリアや建築含めて取り組めることに、とてもとてもやり甲斐を感じています。

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小さな挑戦

今年に入ってとてもよいペースで、新しいデザインと工法にチャレンジできているなと感じています。
オーダーメイドの一品生産で、さらに新たなことに挑戦となると本当に時間と手間がかかってしまいますが、これもご注文あってこそ。

できるまで楽しみと不安が入り混じってソワソワと落ち着きませんが、やっぱりそんな時が一番楽しい時間でもあります。

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3月中の製作がいくつか形になってきました。
4月からは久しぶりのインテリアを含めた店舗の計画も着工します。
デザインはまだまだこれからですが、これまでで一番の規模なのでどんな空間が作れるか今から楽しみです。

ブラックチェリーのダイニングテーブル

とても大きなダイニングテーブル、1100×2400mmの天板サイズ、
そして一枚板、ではありませんが幅広の板2枚ハギで製作しています。

キッカワークスでは材料としても製作サイズとしても、これまでで一番のスケール。
いつもの幅ハギの天板製作とは、工程や使える機械などの方法が全く異なり、検討しながらの作業の連続です。

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約600mmほど幅のあるとても立派で、木目の端正なブラックチェリーの板。
共木なのでブックマッチでハギ合わせます。

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割れなどの欠点をうまく避けてトリミング。天板木端ともにきれいな面を確保できました。

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剥ぎ口をカンナかけして、あとは板剥ぎです。

無垢材は木目や樹種によらず、天然の材料でかつ無垢であること、に最大の魅力を感じて製作しています。
高価な樹種でなくても、それにふさわしいデザインができれば素晴らしい家具になってくれます。

ですが、今回のように価値のある・高価な材料も、やっぱりいいものだな〜と改めて感じました。
幅が広く・厚みのある無垢材の、存在感や雰囲気はその量感がなければ表現できません。
でもその分、材料の存在感にふさわしいデザインも簡単ではありません。

ダイニングテーブルの打合せ

ダイニングテーブルの打合せにご新居におじゃましました。
優しいカタチがよいなと円形と楕円形で迷っていたので、原寸大の型を作ってダイニングに置いてみました。

これで一目瞭然、空間に置いた時のイメージやサイズ感などを確認してもらえます。

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いろいろご要望を聞いた上で、一旦型をお預けして帰りました。
いつも提案段階で重視していることなんですが、じっくりと時間をかけて検討してもらえる進め方を心がけています。
せっかくオーダーメイドで作るので打合せの流れなどで決めてしまうのではなく、生活の中で検討してもらい本当にこれだ!というところまで実感して決めてもらいたいと思っています。

家具を一生モノとしてずっと使ってもらうには、とても大切な段階。
作るだけでも時間をたくさん頂いているのに、考えて決めるところもゆっくり、、、

キッカワークスでは世の中とは違う時間が流れております。笑
でもただお待たせするのではなく、作り上げる段階や時間も共有して楽しんで頂くことが本当のものづくりだと信じて励んでおりますので、お付き合い頂ける方是非お気軽にお問合わせ下さい〜

年末いろいろ

年末のいろいろ、ざっとアップ。

まずはキツミ・キッズチェアの納品。
今回はホワイトアッシュベースに緑のグラデーション。
嫁の実家の伊勢ということで、年末の帰省に合わせて納品に行かせて頂きました。
こういった納品の時はどさくさに家族で行ってしまうのですが、納品先のお子様がうちの子と遊んでくれたり、生活のことや子育てのことなど色々お話を聞けたりと、気に入って頂けたお客様と接するのは我々にとってとてもありがたい機会となっています。

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そして先日納品した縦格子の外部造作。
タモによく似た、繊細な木目のセンです。

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無塗装での仕上げということで鉋がけ。

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次は看板のメンテナンス。
これはもう1年前くらいに納品した自動車屋さんの看板。

乾いた木目に塗料が染み込むと、ぐっと木の風合いが戻ってきて経年変化も含めて良い感じに復活しました。
直線的に切り取っただけの文字も、割れや反りでなんだか少し優しいフォントに成長していたのが印象的でした。

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こちらは年末恒例の研ぎ納め。

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あとは工房の掃除、機械のメンテナンス、材料の整理などなど、
やりきれてないことも多いですが、気持ちよい新年を迎えるために、お正月をのんびりするために、小さな残務に忙しなく動いてしまうのが年末の恒例です。

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