KIKKA WORKS

DIARY

カフェ「CONVIER」さんにて

早くもオープンして2ヶ月が経つカフェ「CONVIER」(コンヴィエ)さん。
内外共に未完のカフェには、未だに施工や打合せでちょくちょく顔を出しています。

目的はもちろんお仕事ですが、その度にランチやデザートを食べるのが第二の目的ともなっておりまして、いつもとっても楽しみに伺います。

ある日のランチ
ボリュームと食材たっぷりの「サラダランチ」と
とっても食べ応えのある「ステーキフリット」

サラダランチは毎日違った趣向を凝らしたサラダが楽しめます。
ステーキはフランスの日常的なランチの1つなんですね。
こちらもとても柔らかく大きなお肉ですが、さらっと食べきってしまいました。

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日に日にカフェらしく、コンヴィエらしくなっていく店内。
長尾店長の立ち振る舞いもカッコヨイです。

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そしてちゃんとお仕事も。
ソープフィニッシュの椅子「SOUスタッキングチェア」のメンテナンス。

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やっとやっと取付けた収納の前板。

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そして次弾施工予定の外壁の化粧材を、目下加工中です。

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未完のまま早2ヶ月。。。
少しづつしか完成していきませんが、広くゆったりした店内で、美味しい料理とたくさんのデザートをゆっくりと楽しんで頂けます。
「カフェ」とうたっておりますが、本格的な料理やお酒もあるレストランです。
お近くの方や一社に行かれた際は、ぜひぜひ足をお運び下さいませ。

 

CONVIER コンヴィエ
http://www.cafe-convier.com
〒465-0093 名古屋市名東区一社1-33

TEL 052-715-6780
FAX 052-715-6781

月-土 11:00〜22:00(L.O 21:00)
日祝 11:00〜21:00(L.O 20:00)
火曜定休

カフェ「CONVIER」オープンしています

内装から家具から、すべてキッカワークスでやらせて頂いた一社のカフェ「CONVIER」(コンヴィエ)

施工や製作の様子をアップする暇もなく、すでにオープンしています。。。

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色々と大変だったのですが、できてしまうとなんだか忘れてしまいますね。
ですが、まだ未完!
第2期工事として、外部周りや家具など更新していきます。

ハード・ソフトともに不安を抱えた2ヶ月半でしたが、とにかくオープンできて、お客様が食事している景色をみて、オーナーの長尾さんが立ち回っている姿をみて、感無量。
今回はとても感慨深い仕事になりました。
本当にオーナー長尾さんと二人三脚で作ったお店、料理もとてもとても美味しいですし、ぜひ一度お店に足を運んで頂きたいです!

コンヴィエ
〒465-0093 名古屋市名東区一社1-33
TEL 052-715-6780 FAX 052-715-6781
http://www.cafe-convier.com

TPチェア 特注バージョン

今回キッカワークスのダイニングチェア「TPチェア」を特注バージョンで製作しました。
以前ナディアパーク4階にあるループさんにてキッカワークスの商品を見て頂いたお客様で、その後に工房まで遊びに来てくれたご夫婦です。
その時は木工や木に対する話で盛り上がり、色漆の取手がアクセントになったまな板を購入頂きました。

そのご夫婦からうれしい特注製作のお問合せ。
実際に商品を見て、使ってもらい、そして必要になった時に次のご依頼をもらえること、こんな風にお客様の生活とつながっていけることが一番うれしいことです。

今回はTPチェアを樹種やファブリックを色々と吟味してもらい、これまでにない2種類の樹種を組合せたバージョンとなりました。
遠方(山口県)ということで、お会いして打合せとはいきませんでしたが、メールやサンプルを送ってじっくり検討を進めました。

いつも心掛けていることですが、長い時間お待ち頂きせっかく受注生産で製作するので、製作の流れやデザインや仕様の検討など「ものづくり」の過程もできるだけ楽しんでもらいたいと思っています。
それが個人工房にしができない大切な「強み」です!

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樹種の組合せやファブリックだけでなく、納まりやディテールのデザインも少しづつ更新しています。
家具は道具ですが、生活のとても近くに存在するもの。
吟味して製作して、と完成までに短くない「時間」を過ごしてもらうことは、愛着をもって長く使ってもらえることに少なからざる影響があるはず!と職人としては思いたいところです。
物事には適切な”時間”が必要です。

アナログなキーケース

随分と前にご依頼頂いたキーケース。
いつでもいいので!と優しいお言葉に甘えて気づけば1年以上。。。
雑貨などの小さなものでも、ただ作るだけではせっかくキッカワークスにご依頼頂けた思いに応えられません。
そんな思いで合間合間で検討や試作を繰り返して、納得できるものを!といつものペースで進めるとやはり時間が想像以上に。。。

木でキーケースを、というだけでとてもイレギュラーなこと。
わざわざ木で作る意義や、ラフに使っても壊れない構造、そして使いやすさ、など悩みポイントが多くて実際簡単にはカタチになりませんでした。
悩んだ末のこのカタチ。

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アナログキーのみの対応ですし、まったく時代にあっていませんが、ローテクなものがお好きな方や他にないものをお探しの方にはお勧めできるかなと思っています。
私も開く感覚が気に入って年明けから使っています。

数種類の樹種で部品製作しています。
気になった方は問合せフォームより連絡お待ちしています〜

ウォルナットの文庫本棚

めっきり更新できず、、、
いろいろ作って、検討して、手配して、打合せして、と忙しくしていたらもう2月も中旬になっていました。

いろいろ作った中の1つをご紹介。
ウォルナットで製作した文庫本専用の本棚です。

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シンプルですがウォルナットの存在感が引き立って、男の家具!といった佇まいになったかと。
ソファの傍に置いて、愛読の文庫本が並べられるようです。

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この写真、左はシナのランバーコア、そして右が今回製作したウォルナット。
シナのものは試作かと思われそうですが、実はこれは私が大学生の時に製作した家具なんです。
今回は3案ほど提案した中からシンプルなこのカタチを選んで頂き、たまたま同じデザインになった2つの家具。
2つの間には15年ほどの時間的距離があって、その間にあったことを振り返ってしみじみとしてしまいました。

似ているようでまったく違う家具、そこにこの15年間遠回りしながら家具作りの道にたどり着いた痕跡を感じます。

お客様に直接依頼してもらい、ご提案して、時間をかけて製作して、そして喜んでもらえる。
とても難しいことですが、全ての段階を自分で納得できるやり方で進めたくてこの道に入りました。

まだまだですが、ここまでの回り道も無駄ではなかったなと最近認められるようになってきたかな。
とってもやり甲斐のある仕事です。

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