KIKKA WORKS

DIARY

ヒノキのテーブル

ヒノキでダイニングテーブルを製作してます。
お客様はお世話になっている材木屋さんの社長さんです。
材料支給でご自宅用のテーブルをご依頼頂きました。
さすがに節の無い幅広の良材!
今回はシンプルに天板と脚だけの構成にするために、脚と天板の接合部と反り止めに金物を使いました。
初めて使用しましたが、針葉樹でホゾ組みするより強固な印象。

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檜は柔らかいので傷が付きやすく、作業にいつもよりかなり気を使います。
でも柔らかい分、加工もスムーズですし、軽いので取り回しも楽です。
傷の付きやすさというデメリットさえ味として受け入れられるなら、広葉樹より柔らかくて軽いこの特性は家具にはとても相応しい材料ではと感じます。
触れる時間の多いダイニングテーブルなら尚更、
子供にも優しいです。

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木地を生かした仕上げにしたいと思い、ウレタンとオイルとミツロウを試しました。
醤油やワインなどを垂らして汚れ具合の実験。
やはりミツロウはシミがはっきり残り、オイルはぼんやりとしたシミ程度、
ウレタンは水拭きするときれいに取れました。
やはりウレタンにはかないません。
でも、ウレタンといっても薄塗りで拭き取りの塗装方法をとっているので、オイルとほとんど見栄えは変わりません。
お客様にも確認して、ウレタンでいくことになりました。

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