KIKKA WORKS

DIARY

ブラックチェリーのダイニングテーブル

とても大きなダイニングテーブル、1100×2400mmの天板サイズ、
そして一枚板、ではありませんが幅広の板2枚ハギで製作しています。

キッカワークスでは材料としても製作サイズとしても、これまでで一番のスケール。
いつもの幅ハギの天板製作とは、工程や使える機械などの方法が全く異なり、検討しながらの作業の連続です。

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約600mmほど幅のあるとても立派で、木目の端正なブラックチェリーの板。
共木なのでブックマッチでハギ合わせます。

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割れなどの欠点をうまく避けてトリミング。天板木端ともにきれいな面を確保できました。

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剥ぎ口をカンナかけして、あとは板剥ぎです。

無垢材は木目や樹種によらず、天然の材料でかつ無垢であること、に最大の魅力を感じて製作しています。
高価な樹種でなくても、それにふさわしいデザインができれば素晴らしい家具になってくれます。

ですが、今回のように価値のある・高価な材料も、やっぱりいいものだな〜と改めて感じました。
幅が広く・厚みのある無垢材の、存在感や雰囲気はその量感がなければ表現できません。
でもその分、材料の存在感にふさわしいデザインも簡単ではありません。

アナログなキーケース

随分と前にご依頼頂いたキーケース。
いつでもいいので!と優しいお言葉に甘えて気づけば1年以上。。。
雑貨などの小さなものでも、ただ作るだけではせっかくキッカワークスにご依頼頂けた思いに応えられません。
そんな思いで合間合間で検討や試作を繰り返して、納得できるものを!といつものペースで進めるとやはり時間が想像以上に。。。

木でキーケースを、というだけでとてもイレギュラーなこと。
わざわざ木で作る意義や、ラフに使っても壊れない構造、そして使いやすさ、など悩みポイントが多くて実際簡単にはカタチになりませんでした。
悩んだ末のこのカタチ。

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アナログキーのみの対応ですし、まったく時代にあっていませんが、ローテクなものがお好きな方や他にないものをお探しの方にはお勧めできるかなと思っています。
私も開く感覚が気に入って年明けから使っています。

数種類の樹種で部品製作しています。
気になった方は問合せフォームより連絡お待ちしています〜

ダイニングテーブルの打合せ

ダイニングテーブルの打合せにご新居におじゃましました。
優しいカタチがよいなと円形と楕円形で迷っていたので、原寸大の型を作ってダイニングに置いてみました。

これで一目瞭然、空間に置いた時のイメージやサイズ感などを確認してもらえます。

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いろいろご要望を聞いた上で、一旦型をお預けして帰りました。
いつも提案段階で重視していることなんですが、じっくりと時間をかけて検討してもらえる進め方を心がけています。
せっかくオーダーメイドで作るので打合せの流れなどで決めてしまうのではなく、生活の中で検討してもらい本当にこれだ!というところまで実感して決めてもらいたいと思っています。

家具を一生モノとしてずっと使ってもらうには、とても大切な段階。
作るだけでも時間をたくさん頂いているのに、考えて決めるところもゆっくり、、、

キッカワークスでは世の中とは違う時間が流れております。笑
でもただお待たせするのではなく、作り上げる段階や時間も共有して楽しんで頂くことが本当のものづくりだと信じて励んでおりますので、お付き合い頂ける方是非お気軽にお問合わせ下さい〜

ウォルナットの文庫本棚

めっきり更新できず、、、
いろいろ作って、検討して、手配して、打合せして、と忙しくしていたらもう2月も中旬になっていました。

いろいろ作った中の1つをご紹介。
ウォルナットで製作した文庫本専用の本棚です。

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シンプルですがウォルナットの存在感が引き立って、男の家具!といった佇まいになったかと。
ソファの傍に置いて、愛読の文庫本が並べられるようです。

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この写真、左はシナのランバーコア、そして右が今回製作したウォルナット。
シナのものは試作かと思われそうですが、実はこれは私が大学生の時に製作した家具なんです。
今回は3案ほど提案した中からシンプルなこのカタチを選んで頂き、たまたま同じデザインになった2つの家具。
2つの間には15年ほどの時間的距離があって、その間にあったことを振り返ってしみじみとしてしまいました。

似ているようでまったく違う家具、そこにこの15年間遠回りしながら家具作りの道にたどり着いた痕跡を感じます。

お客様に直接依頼してもらい、ご提案して、時間をかけて製作して、そして喜んでもらえる。
とても難しいことですが、全ての段階を自分で納得できるやり方で進めたくてこの道に入りました。

まだまだですが、ここまでの回り道も無駄ではなかったなと最近認められるようになってきたかな。
とってもやり甲斐のある仕事です。

年末いろいろ

年末のいろいろ、ざっとアップ。

まずはキツミ・キッズチェアの納品。
今回はホワイトアッシュベースに緑のグラデーション。
嫁の実家の伊勢ということで、年末の帰省に合わせて納品に行かせて頂きました。
こういった納品の時はどさくさに家族で行ってしまうのですが、納品先のお子様がうちの子と遊んでくれたり、生活のことや子育てのことなど色々お話を聞けたりと、気に入って頂けたお客様と接するのは我々にとってとてもありがたい機会となっています。

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そして先日納品した縦格子の外部造作。
タモによく似た、繊細な木目のセンです。

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無塗装での仕上げということで鉋がけ。

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次は看板のメンテナンス。
これはもう1年前くらいに納品した自動車屋さんの看板。

乾いた木目に塗料が染み込むと、ぐっと木の風合いが戻ってきて経年変化も含めて良い感じに復活しました。
直線的に切り取っただけの文字も、割れや反りでなんだか少し優しいフォントに成長していたのが印象的でした。

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こちらは年末恒例の研ぎ納め。

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あとは工房の掃除、機械のメンテナンス、材料の整理などなど、
やりきれてないことも多いですが、気持ちよい新年を迎えるために、お正月をのんびりするために、小さな残務に忙しなく動いてしまうのが年末の恒例です。

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