ポールハンガー 検討&製作
いつものことですが、デザイン検討はなかなかスムーズに進みません。
家具という完結したものなので余条件も少なく、木を使って自分で製作するので、工法やディテールまで同時に検討でき、やりやすいことこの上なし!のはずなのですが。。。
検討事項を重要なものから1つづつ進めて行けばいいのですが、どうしても違ったパラメーターの物事を同時に考えてしまい、なかなか全てがきれいに着地しません。
プロポーション、ディテール、使い勝手、加工方法、などなど、樹種も変われば材の太さや接合部の強度も変わり、全体に影響します。
デザインを決めてからそれに合わせたディテールを考えるというよりは、ディテールのデザインや工法が、そのまま使い勝手にも影響し、そしてそのまま主要なデザイン要素にもなっているという状況が理想です。
今回のポールハンガーというシンプルで自由度の高い対象だと、余計に難しい。
でも、落としどころをやっと決めました。
そして、お客様からの素晴らしいご意見もあり、まだ霧がかかっていた着地点が少し見えてきました!
そして、お客様からの素晴らしいご意見もあり、まだ霧がかかっていた着地点が少し見えてきました!
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