KIKKA WORKS

DIARY

年末いろいろ

年末のいろいろ、ざっとアップ。

まずはキツミ・キッズチェアの納品。
今回はホワイトアッシュベースに緑のグラデーション。
嫁の実家の伊勢ということで、年末の帰省に合わせて納品に行かせて頂きました。
こういった納品の時はどさくさに家族で行ってしまうのですが、納品先のお子様がうちの子と遊んでくれたり、生活のことや子育てのことなど色々お話を聞けたりと、気に入って頂けたお客様と接するのは我々にとってとてもありがたい機会となっています。

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そして先日納品した縦格子の外部造作。
タモによく似た、繊細な木目のセンです。

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無塗装での仕上げということで鉋がけ。

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次は看板のメンテナンス。
これはもう1年前くらいに納品した自動車屋さんの看板。

乾いた木目に塗料が染み込むと、ぐっと木の風合いが戻ってきて経年変化も含めて良い感じに復活しました。
直線的に切り取っただけの文字も、割れや反りでなんだか少し優しいフォントに成長していたのが印象的でした。

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こちらは年末恒例の研ぎ納め。

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あとは工房の掃除、機械のメンテナンス、材料の整理などなど、
やりきれてないことも多いですが、気持ちよい新年を迎えるために、お正月をのんびりするために、小さな残務に忙しなく動いてしまうのが年末の恒例です。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
バタバタした年末、ゆっくりしたお正月もあっと言う間にすぎてしまいました。

キッカワークスは昨日の4日よりじわっとスタート。
ご近所の長谷川商店さんに外部用の造作を納めてきました。

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昨年は手応えのある仕事もいくつか頂け、家族も増えたこともあり、とても動きの激しい一年でした。
今年もありがたいことに、お待ち頂いている家具の製作で春頃までは忙しくなりそうです。

今年の目標は、、、
たくさんありますが昨年の反省を踏まえて、まずは活動し続けられる健康な身体と、そろそろ自分たちらしい仕事のリズムを見出していきたいです。

今年もよろしくお願いします。

アナログなコミュニケーション

少し前になるのですが、十日町から嬉しい贈り物が届きました。
十日町さんとは青木淳建築計画事務所さんが設計された「分じろう」に「SOUスタッキングチェア」を納品させて頂いたことでできた縁です。
グッドデザイン賞の受賞式でお会いした方から「お米をおくりますので!」と言って頂いていたのですが、まさか本当に送ってもらえるとは!

驚きと嬉しさで、さっそく頂いたのですが、その味にまた驚きました。
棚田米といって、棚田で丁寧に作られたお米なんですが、これまで食べたのはお米だったのか、、、と思うほどに深い味わいのあるお米でした。
やはり、どんなことでも一度は”本物”を体感しないといけないな、と痛感してしまいました。

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この喜びをなんとかお伝えしたいと思い、料理がお好きとお聞きしていたので、うちで作ったヒノキのまな板とお礼のお手紙を送りました。
そうしたら、また先方から喜びのお手紙を頂き、きれいなまな板すぎて包丁を当てられないので、料理を盛り付けるトレイにしています、と!

大げさですがこの一連のつながりにとっても感動してしまったのは、このやり取りが郵便で・お手紙でされたということも大きいなと感じています。
今はなんでも携帯電話やSNSなどの、タイムリーなリアクションが当たり前になっています。
タイムリーだからこそホットでスムーズなコミュニケーションが可能ではありますが、サラっとタイムリーにしたやり取りはあまり記憶に残ってないように思います。

直筆の文字、届くまでの時間、があるからこそ感じられるものがあるんだなと改めて気づかされました。

フランス 憧れのプルーヴェ編

パリにせっかく行くのだから、行きたいところは山ほど。。。
観光地・建築・美術館・本業の家具などなど
山ほどある中で、絶対見たいと思っていた1つがジャン・プルーヴェ

木工家具を作っていてなぜ?と思う方もいると思いますが、家具やデザインで誰が一番好きかと言われたらジャン・プルーヴェかな。
デザインはもちろんですが、職人で自社工場を持って自ら試作をしながら工業的に製作するスタイル、素晴らしいです。
デザインもただカタチのデザインでは無く、構造的にも製作的にも理にかなったデザインで、
個人的にはいい意味でデザイン的に洗練されすぎていないところに愛嬌を感じます。

そんなプルーヴェの商品は、ポンピドゥーに常設されているものを見ることができました。

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家具だけでなく、プレファブ建築の実物も展示されていました。
見れば分かる・組み立てれるディテール、合理的・生産的だけどそれだけではないデザインの力。

そして偶然発見したのが、ルーブルの地下にあるマクドナルド!
ここの家具全部プルーヴェの商品。。。
日本では考えられませんね。。。
日常的に使いこなされて、多少どころか結構使用感たっぷりの家具たちをみて、色々な意味でプルーヴェの商品の強さを感じました。

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そして工芸的な意識でもう一つ見たかったのが、ピエールシャローの「ガラスの家」
この方は建築家なのですが職人的にものを作ることに精通した方で、「ガラスの家」は金属職人のダルべとみっちりと組んで作っていったようです。
しかもこのダルべという方、エミール・ロベールという人のアトリエで鍛冶職人として修業していたのですが、このエミール・ロベールはジャン・プルーヴェが最初に修業した人でもあるんです!

そんなことからも絶対に見たい!とパリに行くことになって喜んでいたら、ここは見学は完全予約制、事前に問合せたところ6ヶ月前に予約が必要とのこと。。。
泣く泣く断念しましたが、もしかしたらと淡い期待をもって見学時間に勝手に行ってみました(笑)
ですが、やはり。。。フランスは固いんですね(ちゃんとしている)。。。おばちゃんに怖い顔で追い払われました。。。

でも門が開いて中庭に入って、この景色まで見れました!
ここまでとは残念すぎますが、必ずいつか再訪したいです。

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中に入れたみなさんが羨ましい。。。

ジャン・プルーヴェについても故郷のナンシーに自邸などがあるようですし、次の機会には色々計画的に廻らねば!

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